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皆さま、こんにちは。

10月末のハロウィン終了後、町はあっという間にクリスマス一色になりました。(たぶん日本も同じですね?)

ロンドンの大きなストリートでは「クリスマスイルミネーション点灯式」が毎年華やかに開催されます。今年旬のゲストが呼ばれてスイッチを押すのが習わしです。

ショッピング街として知られるRegent Streetの点灯式にはシンガーのパロマ・フェイス、バンド「クリーン・バンディッド」などが出演

花火も上がって華やか!↓

こちらはOxford Streetの点灯式。リタ・オラが点灯。

イルミネーションが点灯すると、気ぜわしい年末が始まったと実感します。忙しく、慌ただしく、年末の休み前に仕事を終了させねばならない緊迫感(汗)もあり何かと大変な時期でもあるのですが、それでも「クリスマス」と聞くだけで何となく楽しい気分になれるものです。


↑もう少しすると、街角でクリスマスツリーの販売が始まります(これは昨年の写真です)。

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さて今回レポートするのはクリスマス用のCMについてです。

毎年このコラムで書かせていただいる通り、イギリスではクリスマスは「家族の日」。この日は実家に帰って過ごすのが習わしです。雰囲気的には日本のお正月に似ている感じですね。

普段は離れて暮らしている家族が一同に会し、ご馳走を囲み、プレゼントを渡す日。この日に向けて、大手スーパーマーケットやデパートは力の入った広告を展開します。特にTVコマーシャル&ウェブ動画は楽しみにしている人も多く、その年に合ったテーマで製作されているのが特徴です。

下記、いくつかご紹介すると…

大手スーパー(&デパート店舗もある)Marks & Spancerは、映画「パディントン2」とコラボ。

王道路線で攻めるドイツ系スーパーAldi。

安さで人気の大手スーパーASDAは「チャーリーとチョコレート工場」を彷彿とさせる作品。

これまではハートウォーミング系のクリスマスCMが多かった大手スーパーSainsbury’s。ところが今年は突然のイメチェン?して驚かせました。「皆のクリスマスの楽しみ方をちょっとずつ紹介する」がコンセプト。

ちなみにこちらは名作と名高い2014年のSainsbury’sのクリスマスCM。100年前、イギリス軍とドイツ軍が戦う戦場で起こった実話をもとにした泣ける作品です。

さてすでに各社出そろって日々ヘビーローテーションで放送されているクリスマスCMですが、イギリスのスーパー最大手のTescoのCMが物議を醸しています。

問題のCMはこちら↓。

「Turkey, Every Which Way(それぞれの方法でターキー(七面鳥)を食べましょう)」を謳うこのCM、何が問題かというと明らかにムスリムと思われる人たちが登場していることです。

クリスマスを祝わないムスリム。しかしCM内ではクリスマスの飾り付けがされた家の中に、ヒジャブを被った女性と子供がTescoの買い物袋を持って入ってきます。このシーンだけをシンプルに見ると「クリスマスを祝うためにムスリムの人たちが集まってきたところ」と取れます。


↑問題となっているシーン。Tesco公式Youtube動画からのキャプチャ画像です。

七面鳥を焼いたり食べたりしているシーンにはムスリム(と思える人たち)は登場しないので控えめに表現しているようにも思います。しかしこの表現がSNS上で話題となり「ムスリムに対して失礼」という意見から「Tescoで買い物するのをボイコットしよう(=やめよう)」の動きが起こりました。その後「一体何時代の話? ムスリムだってクリスマス休暇のときはお休みを楽しんで、テレビで放送しているクリスマス映画を見たりするわよ」「今時のクリスマスがよく表現されている」等の賛成派の意見も出てくるなど、さらに大きな話題となったのです。

イギリスは多文化共生社会としての長い歴史があります。だからこそこういった宗教や文化的違いについては大変敏感ですし、様々な議論が展開されてきました。

しかしTescoは(公式には※)、ハラル(=イスラム法で食べることを許される方法で処理された食べ物)・ターキーを販売していないとのこと。となるとたとえこのCMを「休暇時にムスリムの人たちが集まって楽しんでいるシーン」と解釈したとしても、「ハラル・ターキーをTescoで販売していない=Tescoで買ったターキーをムスリムの人は食べられないはずなのでは?」という矛盾が生じます。ですので個人的にはこのCMでの表現が適切だったのか?については「Yes」とは言い難いと思ってます。

(※イギリスの新聞「Guardian」オンライン版の記事によると、ハラルとしての基準に達した状態で処理された肉もあるとのことですが、Tescoはあえて「ハラル肉として販売しない」方針を取っているとのこと。)

最近では「メリークリスマス」と言わず「ハッピーホリデーズ」と言うべき、「クリスマスカード」ではなく「シーズンズグリーティングスカード(Season’s Greetings Card =季節の挨拶カード)」と呼ぶべき等、宗教や文化の多様性を考えた言い方をしようという動きもあります。

クリスマスは宗教的意味でのお祝いと、国民の休暇としての意味の2つはあります。今後クリスマスに対する考え方は変化していくのかもしれません。

しかしどんなに議論が進み、時代が変わっても「美味しいものを食べて家族でゆっくり過ごす時期」という部分はブレないような気がします。皆が楽しみたいと思っているところは同じ、というあたたかな共感があるのがクリスマスの良さだと思うのです。

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12月になると忘年会シーズンたけなわ、年末まで休めない日々が続く方も多いと思います。どうか風邪など引かずに乗り切ってください。

ではまた来月お目にかかります!

みなさん、こんにちは。

例年よりやや暖かい秋(日本からロンドンに来た人が「日本のほうが寒いかも?」と言うレベル)を迎えているロンドンです。

とはいえ、秋真っただ中。住宅地の道路は落ち葉のじゅうたんで敷き詰められており、おいしく熟れたリンゴが落ちているのを見かけます。

↑ジョギングコースの道に落ちていたりんご。通りすがりの人たちがみんな拾っていくのもほほえましい。私もたくさんいただいてます。

そしてこの時期、街はハロウィンの飾りでつけでにぎやかです。

基本はオレンジを基調としたものが多いのですが、お店のディスプレーも住宅街のデコレーションも同じものは2つとしてないので、街歩きの楽しみになっています。

#halloweenhouse #londonhalloween 🎃

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今年はナチュラル系も多い印象です。

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さて今回は、最近ロンドンでよく見かける、ある「お皿の上のトレンド」についてです。

ここ数年、さまざまな料理にざくろが使われるようになりました。

Lunchtime at #ottolenghibelgravia: sumac cauliflower with feta yoghurt, fried pitta, pomegranate.

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↑野菜たっぷりのメニューで人気のイスラエル&イギリス料理のお店「Ottolenghi」。ざくろトレンドの立役者的なお店。

もともと中近東ではざくろは一般的な果物だそう。ロンドンではここ数年トレンドを意識した中近東料理が人気です。そういったお店でざくろがフムス(ひよこ豆とペースト)やサラダの上にパラリと散らすように使われ始めたところすぐに人気となり、ここ数年、本当にさまざまな料理に使われているのを見かけます。


↑人気の中東料理のお店「Honey & Co」のナスのごまペーストグリル。

ちょっと酸味のある味は野菜はもちろん、肉にも魚にもよく合うので、幅広い料理に使えます。しかしブームとなった理由はたぶん味ではありません。「お皿上の“差し色”」として料理を彩ってくれる役割からだと思います。


↑フムス(ひよこ豆のペースト)とざくろの組み合わせ。濃厚な豆とオリーブオイルにさわやかな甘さと酸味がよく合う。

ザクロは日本では知られた果物ですが、イギリスではつい最近までは一般的なスーパーや八百屋さんでは見かけることはありませんでした。しかしブームになって以来、どんどん手に入りやすくなっています。

大手スーパーではこんな風に↓パック詰めで売られています。このまま食べる…というより、ヨーグルトやアイスクリームにのせたり、おもてなし料理の色付けとして購入しているのだと思います。

デザートにも大活躍。これまでイチゴやラズベリーなどのベリー類が果たしてきた役割を、ザクロも立派に果たしています。

Cherry & pomegranate granita is what you want right now

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↑ざくろのジェラート。おいしそう!!

爽やかでちょっと甘みのあるフレイバーは、お酢や柑橘類を使う料理が多い和食にも合いそうです。

Saturday – wedding day, we're doing the food. Rice salad for a crowd

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年末年始に向かい、家族そろってごちそうを食べたり、人を呼んでおもてなしをすることも多い季節。少し散らすだけで食卓を華やかにおしゃれにしてくれる、ありがたい存在です。ぜひ試してくださると嬉しいです。

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ハロウィンが終わると、ロンドンは一瞬で街はクリスマスモードに切り替わります。その鮮やかな変わりようも毎年の楽しみです。

ではまた来月お目にかかります。

みなさん、こんにちは。

日ごとに寒くなっている秋のロンドンです。
まだかろうじてヒーターのスイッチを入れずにおりますが、朝晩はすっかり冷え込むようになりました。

寒くなると手放せないのがあたたかい飲み物です。私は自宅で仕事をしているときはコーヒーや紅茶、日本茶などを絶えず飲み続けており、コーヒー、紅茶は「砂糖なし、ミルク入り」派です。

なので年間を通じて冷蔵庫には必ず牛乳が入っているのですが、最近「牛乳を飲まないようにしている」「動物性乳製品を控えている」という人によく会います。健康上の理由や嗜好、食べ物に対する主義など理由はさまざまですが、そういった人が増えているように感じており、それに伴い牛乳に代わる代替ミルクにより注目が集まっていることも肌で感じています。

そこで今回はイギリスで浸透しつつある代替ミルクの1つ、アーモンドミルクについてレポートします。

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日本同様、イギリスでも代替ミルクの代表格は豆乳です。どのスーパーでも扱っており、また豆乳ヨーグルトや豆乳ラテも人気ですが、この数年でアーモンドミルクもグンと身近な存在になりました。


↑スーパーの乳製品コーナー。豆乳、ココナッツミルク、ゴート(やぎ)ミルクと一緒に陳列。

話題になり始めたのは3~4年ほど前のこと。今では大きなスーパーはもちろんコンビニ(大手スーパーが経営する小規模店舗)でも手に入り、値段も1リットルパックが1ポンド(約145円)と、牛乳や豆乳と大差ない値段で購入できます。

今年3月からは、イギリスのスターバックス・コーヒーでアーモンドミルクを使った商品の発売が開始されました。

↑シュガーフリーの抹茶&バニラ&アーモンドミルク・フラペチーノ。新し目のものが全部混ざってますね(笑)。

実は私は豆乳が苦手です。スープや焼き菓子など「調理された」場合はおいしくいただけるのですが、パックからそのままコーヒーや紅茶に入れた場合は「大豆の匂い」が気になってしまいます。豆乳ヨーグルトも好きではありません。

なのでこれまでこの手の代替ミルクに手を出してこなかったのですが…ある(ちょっと邪道?な)きっかけから「飲んでみようかな」という気になったのです。

そのきっかけとは…パッケージ・デザインなんです。

パッケージ・デザインについてリサーチしているとき、シンプルかつ洗練されたこちら↑パッケージを発見し、ドキュンと来てしまいました。

同じブランドのプラスティックボトル版もステキです。

The ORIGINAL Gangster. 1 Litre of #supernaturalgoodness HAPPY FRIDAY!

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The Gang: ORIGINAL, CACAO, BERRY and TURMERIC #supernaturalgoodness

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そしていろいろ探してみると、他にも心惹かれるアーモンドミルクのパッケージを発見。

↑左がアーモンドミルク、右はカシューナッツミルク。

新しい商品なので、パッケージも今、人々がアーモンドミルクに求める「クリーン」「オーガニック」「ベジタリアン」的な雰囲気を醸し出すようにデザインされているような気がします。またどことなく類似しているのは、こういうデザインを好む層をターゲットにしている?ということなのでしょうか。

人気の高まりにつれ、レストランやカフェでアーモンドミルクを使ったデザートを見かけるようになり、いよいよ「味見ぐらいしなくては…」という気になりました。

そこで飲んでみると…あれれ? 想像よりずっと美味しい! アーモンドの味と香ばしさがふんわり口に広がりますが、強い主張はありません。見た目は牛乳よりややクリーム色がかっているので、豆乳に似ています。舌触りは牛乳より少しクリーミー。アーモンドが好きな人なら抵抗なく…というよりむしろ「美味しく」飲める味です。

今まで敬遠気味だったことを後悔するぐらい、気に入ってしまいました。

個人的には紅茶よりもコーヒーに合うと思います。ほどよくナッツの香ばしさがコーヒーに加わり、ハワイのコナ・コーヒーなどのマカデミアン・ナッツの風味をつけたコーヒーを彷彿とさせる風味が楽しめます。

まだアーモンドミルクを使ったアイスクリーム、パンナコッタや杏仁豆腐はとてもおいしいです。

アーモンドミルク・ヨーグルトはまだ見かけたことはありませんが、今後商品化されてほしいなあと期待しています。

豆乳並みに浸透するのは少し先かもしれませんが、ナッツが大好きなお国柄だけに、お菓子やスナック類への展開が広がれば需要はさらに伸びそうな気がします。

アーモンドミルクの今後の展開、そして代替ミルクの種類が増えるかどうか?なども含め、これからも注目したいと思います。

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10月に入ると、街はハロウィーン用のディスプレイ一色になります。ここ数年、ハロウィーン・パーティ的なものとは縁がない私ですが、子どもたちが仮装している姿を見るのは大好きです。日本でも年々、賑やかになっていると思います。

では1か月後、ハロウィーン・パーティ・ムードが絶頂の頃、またお目に掛かります!

みなさま、こんにちは。

6月と7月に数日ずつ暑い日がありましたが、ロンドンはその後は一気に涼しくなりました。「冷夏」と言っていいぐらい涼しい8月を過ごしております。

そんな涼しい夏だったので食欲がなくなる機会もあまりなかったのですが、今回は「イギリスには何故チキン料理のお店が多いのか?」についてレポートいたします。

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ロンドンに来てしばらくした頃「そういえば、チキン料理のお店が多い…!」と気づきました。ロンドン中心部を観光している分にはあまり気づかないのですが、住宅街や少し中心部から外れた地域の駅前通りにはチキン料理を提供するお店が必ず数件あるのです。

具体的には:

1) 「ケンタッキー・フライド・チキン」を始めとした、フライドチキンを販売するお店(テイクアウト専門の場合も、お店の中で食べられる場合もあります)。1人あたり5~6ポンド(約700~850円)程度。

↑全国展開しているフライドチキン店。住宅街にある大通り沿いによくあります。

↑今や空港にもあるケンタ

2) トルコや中東系のケバブをメインに提供するお店(レストランであったりテイクアウトがメインだったり形態はいろいろ)。チキンだけでなくラムも提供しています。1人あたり10ポンド(約1400円)程度。

Hello old friend, I've missed you sooooo much. #donnerkebab #crystalkebab #london #kingscross

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↑みんな大好き、チキンドナー。薄切りにしてこのままご飯やパンと食べたり、香味野菜と一緒にラップサンドにして食べます。


↑グリル専門のトルコ料理店。チキンとラムのグリルをミックスにして。この写真は5人前。

3)  チキングリルの専門店。1人あたり10ポンド(約1400円)~。

↑人気のチキン料理チェーン店「Nandos」。全国どこにでもあります。子ども連れ大歓迎のファミレス的存在。

In heaven! #chickenshop #tooting #chickenshopuk

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などのお店です。すべてイギリスに住んでいると大変馴染みのお店ですし、安くて美味しいので私もよく利用しています。

なぜこんなにチキン料理店が充実しているのか? それはイギリスが多文化共生の国であり、さまざまな宗教を信仰する人たちが暮らしているからです。

キリスト教以外にもイスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教はイギリス在住者にはとても身近な存在です。「何を食べるか/食べないか」は信仰のレベルや考え方によって人それぞれ異なるのでひとまとめにしづらいのですが、「食肉(鶏、牛、豚、羊)」については概ね下記の様に考えられています。

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キリスト教:「金曜日に肉を避け、魚を食べる」ことを習慣にしている人はいるものの、特定の肉に対する禁止事項はない。(しかし赤身の肉を避けたいと思うクリスチャンは若干おり、その場合は鶏肉を食べることが多い。)

イスラム教:豚肉を食べることは禁止されている。鶏肉、牛肉、羊肉は食べる

ユダヤ教:草食動物であること、割れたひづめを持ち、反芻する動物は食べてもよいことになっています(「レビ記」11章より)。なので、豚肉は禁止だが、鶏肉、牛肉、羊肉は食べる

ヒンドゥー教:牛肉は食べない。ベジタリアンが多い傾向はあるものの、ベジタリアンでない場合は鶏肉、羊肉は食べることが多い。豚肉に関しては、禁止する戒律はないものの食べない人が多い。

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つまり鶏肉と羊肉は「問題なく食べられる!」という人が多いのです。そしてここで登場するのが「値段の差」です。イギリスにおいて、鶏肉と羊肉(イギリスの場合はラム(子羊)肉)を較べると、値段がまったく異なります。

イギリスのスーパーマーケット最大手「Tesco」のサイトで値段を確認すると、

鶏もも肉1kg:3ポンド(約420円)
ラムチョップ550g:6ポンド(約840円)

部位によっても値段は異なるのですが、鶏肉はラム肉よりずっと安価で流通しています。多くの人が食べることができる肉であり、また値段も安いことからチキン料理を提供する店がどんどん増えていったのだと思います。

イギリスには安くて美味しいものももちろんありますが、基本、物価が高い国なのでレストランに入ると「高い!」と感じることが多いと思います。でもこうしたチキン料理は値段も控えめで美味しく、テイクアウトをしてホテルに持ち帰ることも可能。特に2)と3)のタイプのお店は深夜営業している場合も多いのでさらに便利です。

ロンドンに旅行に来たとき「安くて美味しいものを食べたい」と思ったときの参考にしてくださると嬉しいです。

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日本も暑さが落ち着いたというニュースを耳にしていますが、それでもまだ残暑厳しい日も多いと思います。どうかご自愛ください。

ではまた来月お目に掛かります!

みなさま、こんにちは。

毎日暑い日が続いていると思います。
体調崩さず、過ごしていらっしゃるでしょうか?

先月このコラムを書いた時は日本におりましたが、先日ロンドンに戻ってきました。

ロンドンの夏は基本涼しい日が多いものの、真夏日ももちろんあります。イギリスの一般家庭や小さめビルにあるオフィスにはクーラーはないので、「本気の真夏日」や「熱帯夜」は逃げ場がないのでツラいものです。

そんな暑い日は「さっぱりしたもの」が食べたくなります。この辺の感覚は日本もイギリスも同じです。そこで今回は「イギリスのピクルス事情」についてお届けします。

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私にとってピクルスは、「イギリスに来てから好きになったもの」の1つです。

日本にいたときから酸っぱいものは好きだったので嫌いではなかったのですが、特に「好き」という印象もなく、積極的に「ピクルス食べたい!」と思ったことはありませんでした。

そこから「好き」というか「大好き」に近いレベルまでになったのは、ロンドンに来てからピクルス遭遇率が高くなり、そのほとんどが美味しかったからです。

肉料理や揚げ物に添えられていることが多いのですが、ツーンとくるほどの酸味はなく、野菜にフレッシュ感があって歯ごたえを感じるレベルの「浅漬け」がほとんどです。


↑柔らかいソルトビール(=コンビーフ)サンドに添えられたピクルス。程よい酸味と甘さ。

味が濃い目の肉料理に添えられている場合、お肉→ピクルス→お肉→ピクルス と交互に食べているとかなり大きな肉の塊でもするするとお腹に収まります。

あっさり目の料理に添えられている場合は、より酸味がマイルドなものが多いです。サラダ感覚で食べられます。


↑こちらは中東料理レストランで。ファラファル(豆のコロッケ)に添えられた、青とうがらしとビーツと白いんげんのピクルス。

これはちょっと余談ですが、先日マラソンの応援に行ったところ、ランナーの補給ステーションに、ドリンク類と共に山盛りのピクルスがありました。これは塩分補給のためのもので、ピクルスにばさばさと塩が掛かっていました。汗で塩分が不足したランナーが何個もほおばっていましたが、後でランナーたちに聞いたところ「途中で食べた糖分補給の果物よりも、あの塩っ辛いピクルスが最高だった!」と言っていました。そういう食べ方もあるんだなあと知った次第です。

八百屋さんに行くと、ずらりと並ぶピクルスの瓶詰。種類も豊富で色とりどりです。もっとも一般的なのは「ガーキン」と呼ばれるミニサイズのきゅうりのピクルス。他にも小玉ねぎ、にんじん、ビーツ(赤かぶ)、カリフラワー、青とうがらし、パプリカ、にんにくなどをよく目にします。

日本では見かけないけれど、イギリスではよく食べられているピクルスにゆで卵のピクルスがあります。

Wicked pleasures on a chilly chilli day at the Pickled Egg Bar #BathChristmasMarket #Birdseye #scotchbonnet #ghostpepper

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大きな瓶で売られていることが多いため重すぎてなかなか買えないのですが、1度お店で食べたところ、白身にほんのり酸味と甘み、そしてハーブの香りがついていて美味しかったのです。そこで時々家でも作るようになりました。

簡単に作れて保存ができるのでとても便利です。サンドイッチにもお弁当にもサラダにも使えるので、ゆで卵を作るとき少し多めにゆでてピクルス液にひたしておくようにしています。

<ゆで卵のピクルスの作り方>
材料:
ゆでたまご2~3個

ピクルス液:
リンゴ酢かワインビネガー 150ml
白ワイン 100ml
月桂樹の葉 1枚
粒胡椒 5粒程度
塩 1つまみ
ディル あれば小さじ1程度
ピンクペッパー あれば5粒程度

1)ピクルス液の材料を鍋に入れ、ひと煮立ちさせる
2)煮沸消毒した瓶に、全部の材料をいれる。
3)蓋をして1昼夜以上おけば出来上がり

暑くて何も料理をしたくない!と思ったとき、たまごのピクルスがあると本当に重宝します。

例えばこんな↓カナッペを作って、夕涼みしながら冷たいワインやビールと一緒に食べると美味しいです。

ぜひお試しくださいませ!

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まだまだ厳しい暑さが続くと思いますが、どうか乗り切って下さい。
ではまた来月お目に掛かります!

みなさま、こんにちは。

沖縄では梅雨明けが宣言されましたが、じとっと暑い日が続いていると思います。

実は6月初旬から一時帰国しています。

この時期の日本は…たぶん7年ぶりです。前回の梅雨時の帰国は出張だったので、自分でフライトを購入して6月に帰国したことは長いロンドン生活で初めてです。

つまり積極的にこの時期を避けて一時帰国していたほど、梅雨も夏も苦手です。寒いのは結構耐えられるんですが、夏の暑さと湿気に本当に弱いんです。

今回実家の事情で急きょ帰国したのですが、羽田空港に到着したとたん「もわ~ん」とした空気を肌で感じ「だ、大丈夫か、ワタシ!?」と一瞬思いました。でも今のところはわりと快適に過ごしております。

今回改めて気づいたんですが、日本はいろんな場所が快適に温度調節されていて、お店に入れば「ひや~」っと気持ちよく、「暑さの逃げ場所」がたくさんありますね。逆にロンドンは「クーラーなし」が基本なので、大型デパートなど以外は空調がない場所も多いので逃げ場がないんです。

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さて今回ですが、そんな一時帰国中に気付いたことについて書きたいと思います。

毎回帰国時に日本のスーパーに行くと「食材の値段が高い!」と感じます。

一般的にイギリスの方が日本より物価は高いです。現在の為替レートで1ポンドは145円前後ですが、イギリスで1ポンドは100円の感覚です。

私は1ポンド=120円(円高)~250円(円安)まで経験しているので、現在のレート1ポンド=145円は日本円を基準に考えると「まあまあ良い(日本との誤差が少ない)レート」なのですが、それでも物価は約1.5倍です。

外食や日用雑貨などは日本の方がずっと安いので、ほとんどの場合「日本の方が安い」と感じるのですが、スーパーマーケットに行ったときだけ「日本、高い!」と毎回思うのです。為替レートを考慮したとしても野菜やお肉などの「素材」はイギリスの方が安いと感じます。


↑こちらの写真はオーガニック食材店を撮影したものなのでやや高めですが、スーパーマーケットはもっと安いです。

「イギリスの方が食材は安い」と感じる理由の1つは、イギリスではほとんどの生鮮食品や主食系の食品には消費税がかからないからです。

英国政府サイト内には英国歳入税関庁が発表している「消費税がかからない食品リスト」が掲載されています。

これをみると、基本的に「すぐに食べられる状態に調理していない食品/生活のために必要な主食に近い食品」は非課税です。

野菜、果物、肉、魚、油(バターや調理用油)、牛乳、卵などの「素材系」、またパン、パスタなどの「主食系」はほぼ非課税です。しかしカフェやコーヒーショップなどで販売されているサンドイッチは「すぐに食べられるように調理加工している食品」なので、消費税(20%)が掛かっています。

イギリス最大のスーパーマーケットチェーン「Tesco」のオンライン版販売で具体的に値段を見てみると、
*卵1個あたり8~25ペンス(約11~35円)
*食パン(800g、日本の2斤より大きいパッケージ)80ペンス~1ポンド程度(約112~140円)
*スパゲッティは1パック(500g)20~56ペンス(約28~78円)
と、基本的食材が安価なことが分かります。

でも調理された食品はぐんと値段があがります。例えばチェーン店で販売している同じサンドイッチでも、各店舗によって値段は変わるので一概に比較できないのですが、


↑こんな感じのサンドイッチが、3.5~4.5ポンド(約500~630円)します。

日本のコンビニで売っているサンドイッチの安さと質の高さと比較すると、割高感がありますよね。

またこの「消費税がかからない食品リスト」をよく見ると、面白いことも分かります。例えば、普通のパック入りのヨーグルトは非課税ですが、フローズンヨーグルトは課税です。ムース(甘いデザート用のムース)は非課税ですが、アイスクリームは課税。でもアイスクリーム用のソースやトッピング用商品は非課税なんだそうです。

こちら↓のようなチョコレートコーティングのないシンプルなビスケットはパンやパスタ同様「主食系」と考えられているので非課税ですが、

https://www.instagram.com/p/BVCY8qwD8o_/

こちら↓のようなチョコレートが掛かったタイプのビスケットは課税されます。

ポテトチップスは課税されますが、なぜかトウモロコシを原料にしたスナックは非課税です。でもポップコーンは課税されます。

…とややこしいです(笑)。

「なぜこの食品は非課税なのに、この食品は課税されるの?」とテレビや新聞で話題になっているのをよく見かけますが、「基本的な食品」と「嗜好品」の境目は線を引くのが難しく、企業を巻き込み論争になることもあります。

イギリスの場合、スーパーマーケットによって同じ品物でもかなり値段が違う場合もあるので買い物には少々コツが必要なのですが、生活者の感覚としてはほぼ毎食家で料理して食事をしている分にはイギリスの方が食費は安く済むような気がします。

でも一般的にイギリス人は料理があまり得意な人たちではないと言われており、調理済の食品(ピザ、電子レンジで加熱するだけのレトルト食品)やテイクアウトはかなり充実しています。また外食産業はとても盛んなので、週に数回外食している人も多いはずです。

なのでイギリスで暮らす人たちが「イギリスは食材が安い」と実感して暮らしているかどうかはまた別な話かもしれません。

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5月6月とイギリスではテロが相次ぎ、またロンドンで大きな火災もありました。こうした事件があったことでロンドンでの普段の生活が大きく変わっているわけではないのですが、特にテロの発生はイギリスだけでなく各国に潜む問題点を考えずにはいられません。

イギリス、特にロンドンはさまざまな人種・民族が暮らす多文化共生の地です。様々な問題はありますが、そんな場所だからこその文化があり、またバラエティに富んだ食文化を体験することができる場所でもあります。今後もそんな土地ならではの楽しい話題をお届けしたいと思います!

ではまた来月お目に掛かります!

みなさま、こんにちは。

肌寒い5月を迎えているロンドンです。ジャケットだけで外出出来る日もあるものの、まだ薄手のコートぐらい持って出ないと寒すぎる日もあります。

今年は冷夏になるのかな? そんな予感がしています。

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さて今回はEU離脱(Brexit)に揺れるイギリスが直面する、食産業にまつわるニュースについてお伝えします。

昨年6月に行われたEU離脱の是非を問うイギリス国民投票のニュースは日本でも大きく取り上げられたと思います。今年3月29日、イギリスは正式にEU離脱を通達。2年間に渡る離脱プロセスが開始されました。


↑2017年3月29日のMetro紙。欧州連合(EU)離脱を通知する書簡に署名するメイ首相。

これまでEU加盟国の人たちは(一部制限はあるものの)加盟国内を自由に行き来し、働くことが可能でした。ですからイギリスには本当にたくさんの欧州人が暮らし、働いています。離脱後もEU加盟国の人たちの「移動の自由」が守られるのかどうかは大きな争点になっていますが、メイ首相が進めようとしている「Hard Brexit(徹底的なEUからの離脱)」が実現すると、これまで自由に働けた欧州人は働けなくなり労働許可証の取得が必要になります。

そもそもEU離脱の目的の1つは移民流入の制限ですから、労働許可証の取得は年々厳しくなる一方です。しかし現在、イギリスの様々な分野/産業において、外国人が担う役割は大きく、今後欧州人の移動が規制や労働が規制されることで、深刻な人手不足に直面することが予想されています。

そして大きく打撃を受ける分野の1つと言われているのが外食産業です。


↑週末のカフェはどこもいっぱい。

ロンドンでカフェやレストランに入ると、サービスにたずさわっている人たちのほとんどがイギリス人でないことが分かります。イギリス、特にロンドンの外食産業は、欧州各国出身者を始めとした外国人で成り立っているといっても過言ではありません。

↑大好きなコーヒーショップ「Tap coffee」。ロンドンSOHO地区にあります。

イギリス内で約100店舗を展開するカフェチェーン「Pret a Manger(プレタマンジェ)」の人事担当者は「スタッフ募集に対し、イギリス人の応募は50人に1人しかいない」と語り、EU離脱後のスタッフ確保について懸念を表明しています。

なぜイギリス人の外食産業従事者が少ないのか?については諸説ありますが、イギリス人はこうしたサービス産業を志す人が少ないと言う印象があります。上記ニュースの中で、人事担当者が「賃金を上げたとしても、(カフェチェーンなど飲食産業への)イギリス人の応募者が増えるかどうかについては疑問」と語っているほどです。

今後この点はさまざまな議論がされていくと思いますが、解決策としてホテルや外食産業などのホスピタリティーセクター専用の労働許可証(通称「バリスタ・ビザ」)を発給してはどうか?というアイデアをサポートする企業も現れています。

大手グルメバーガーチェーン「Byron(バイロン)」の社長、「『バリスタ・ビザ案』を支持する」とコメント。↓

 

アンバー・ラッド内務大臣も制限付きでの導入に意欲的と言われています。↓

 

ロンドンは外食産業が本当に元気な街。美味しいコーヒーが飲めるカフェがどんどん増え、週末の繁華街は人で賑わい、人気のレストランはいつも予約でいっぱいです。

2年後もそんな活気のある街が維持されていることを切に願っています。

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そろそろ日本は梅雨入り間近だと思います。暑かったり、雨にぬれたり、湿気に悩まされたりする季節ですが、どうかご自愛ください。

また来月お目に掛かります!

みなさまこんにちは。

まだ肌寒い日も多く薄手のコートが手放せないロンドンですが、桜や水仙が咲き、春らしくなってきました。3月最終日曜日に時計を1時間進めて夏時間になったこともあり、夜9時ぐらいまで日が暮れません。


↑うちの近所のテムス川の川べり。天気がよい週末は、日が暮れるまでピクニックを楽しむ人がたくさんいます。

さて暖かくなってくると、冷たい飲み物が美味しいですよね。今回はロンドンでブームになりつつある「水出しコーヒー」についてお伝えします。

水出しコーヒーとは、コーヒーの粉(豆をひいたもの)を水に浸して、時間をかけて抽出するコーヒーのことです。 私がイギリスの新聞で初めて「水出しコーヒー(英語ではCold Brew Coffee)」について知ったのは2014年の夏でした。「ボトル入りの“水出しコーヒー”が人気」と書かれた記事だったと思います。記事を読んだとき、「おお、ロンドンのコーヒーカルチャーもここまで来たのか!」と思ったのを憶えています。

というのは私がロンドンに来たばかり(2000年代初頭)の頃、チェーン店ではないカフェ(場所はロンドンのど真ん中、イタリア人が経営していた小さなカフェでした)に入り「アイスコーヒーはありますか?」と聞いたら、お店の人に「アイスコーヒーって…何?」と真顔で聞かれたことがあったからです。説明したものの「そんなものはウチにはないよ」「コーヒーは温かいけど、冷たいミルクを添えることはできます。それで冷まして飲んだら?」と言われました。日本で夏冬限らずアイスコーヒーを愛飲していた私には、かなり驚いた経験だったのですが、このことを久々に思い出しました。

イギリスでスターバックスの1号店ができたのは1998年5月ですし、当時ロンドンにアイスコーヒーがなかったわけではありません。でも日本のように「どのカフェ/喫茶店にもアイスコーヒーがある」というレベルではなかったと記憶しています。

私がロンドンで暮らし始めた時期は、イギリスでチェーン系カフェ(主にコーヒーをメインに提供)が急増した時期と重なります。当時「コーヒーがブーム」という言葉をよく聞きました。その後チェーン系ではないおしゃれなカフェも増え、今ではおいしいコーヒーを提供するカフェがイギリス中に溢れています。エスプレッソマシーンがある家庭も増え、コーヒーを取り巻く環境は大きく変化したなあと感じています。

カフェによっては今でもアイスコーヒーを出していないところもありますし、そういえば家庭用アイスコーヒーの1Lパックはイギリスで見かけません。とはいえアイスコーヒーはかなり普通の飲み物にはなっています。

そんな変遷を経て、ここ数年「水出しコーヒー」を見かけるようになりました。オシャレなボトル入りなのが特徴です。いち早く注目されたのは水出しコーヒーを専門に提供するブランド「Sandows」の水出しコーヒー。現在でもリード的存在です。

ほどよい濃さで、スッキリとした味わい。キリっとした感触が舌に残るので飲みごたえがあります。好みにもよりますが、ミルクを入れずストレートで飲んだ方が美味しいのでは?と思う味です。

https://www.instagram.com/p/BQIuIjBFB0M/

「Sandows」の水出しコーヒーはロンドンを中心としたカフェだけでなく、通販やデパートでも購入できます。販売されているお店によって値段は若干違うようで、1本200ml入り、2.60~3ポンド(約360~420円)。 ウィスキー瓶のようなフォルムが素敵、そしておいしい。お土産やプレゼントにしても喜ばれます。

✨❄️✨❄️✨❄️✨ 📷 via @theupcoming

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 こちら↓はロンドン中心部で3店舗あるカフェ「TAP」の水出しコーヒー。こちらも人気です。シンプルな瓶に、カラフルな紐とタグでアクセントになっています。

やや濃い目、ほんのり酸味があります。ミルクを入れても美味しい味です。

https://www.instagram.com/p/BSs_f86B4-H/

上記のように、おしゃれなボトルも手伝ってじわじわ人気が高まりつつある水出しコーヒーですが、いよいよ知名度がドンと高くなる可能性がでてきました。この夏イギリスのスターバックスコーヒーで「Nitro Cold Brew Coffee(窒素入り水出しコーヒー」の販売開始が発表されたからです。

 これは水出しコーヒーに窒素を注入したもので、専用の蛇口からコップに注がれる方式。窒素が入ることでクリーミーな泡立ちが楽しめるのだそうです。報道によると「イギリス全土100店舗で展開の予定」とのこと。

(※日本のスターバックスでも現在、銀座 蔦屋書店限定(800円~)で提供中だそうです。)

上記の「Sandows」もイベントなどですでに窒素入り水出しコーヒーを提供しています。↓ 

https://www.instagram.com/p/BSlVYhQApms/

黒&泡立ちのコンビネーションに、「これってギネスビール?」と思わず言ってしまうイギリス人は多いはずです。

紅茶の国として知られるイギリスですが、同じぐらいコーヒーも大好きです。今年は美味しいアイスコーヒーが楽しめそうで、今から楽しみです。 でも「冷夏」が基本のイギリス。冷たいアイスコーヒーをキューっと飲みたいぐらい、暑い夏になるかは分からないのですが…。

ではまた来月お目にかかります!

みなさまこんにちは。

コートを着る必要ないぐらい暖かい日もあれば、帽子&手袋をしないで外出すると大後悔する寒い日もある、そんな定まらない気候のロンドンです。

でも3月26日に夏時間になったこともあり(日本との時差は9時間→8時間になりました)、気持ち的には“すっかり春”の人も多いようです。

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さて今回は、ヘルシーな食材として話題の「キヌア」についてご紹介します。

【キヌアとは?】
ヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物。ヒエやアワ同様「雑穀」に分類。精白米に較べ、たんぱく質や脂質が高く鉄、カルシウムなど栄養価が高いことから「スーパーフード」として注目されている。

テレビや雑誌などのメディアに取り上げられる機会も増えているキヌア(NHK「あさイチ」でも取り上げられたばかり!)。日本でも認知度が高まっていますが、「モデルやセレブが食べている」というイメージがあるかもしれません。

ロンドンではここ数年でほぼ定着し、大きめのスーパーなら必ず手に入る一般的な食材になりました。


↑白いキヌア(右)だけでなく、黒や赤紫色のキヌアが混ざったものもあります。

イギリス人は食に頓着しない人が多い印象がある一方で、健康に気づかう人もたくさんいます。スーパーマーケットには必ずナッツやドライフルーツなどの「スーパーフード」コーナーがあり、ケールなどの「次なる健康野菜」をいつも探している「ヘルシー志向」の層も厚いのです。

イギリスでのキヌア導入がスムーズだった本当の理由は分かりませんが、イギリス人が「キヌアって形状がクスクスに似ていている」と言っているのを何度か聞いたことがあります。

イギリスではクスクスはすでに一般的な食材ですが、2つは確かによく似ています。スーパーやカフェで最近よく見かけるキヌアを使ったサラダなどは、「これってクスクス?それともキヌア?」と表示をよく見ないと判別がつかないときもあります。つまり同じような料理に使え、見た目も味(特に味のない穀類という点での共通点)も似ており、かつクスクスよりもヘルシーと言われていることなどの複合要素で、すんなりと受け入れられたのかもしれません。


↑スーパーマーケットで販売されているキヌア入りの「高たんぱく」サラダ。遠目にクスクスかキヌアかを見分けるのは難しいです。

https://www.instagram.com/p/BMggGy7jWJ5/

↑私が初めてキヌアを食べたのは、チェーン展開しているナチュラルフードカフェ「Leon」の「オリジナル・スーパーサラダ」でした。人気のメニューです。

またキヌアにはグルテンが含まれていないことから、「グルテンフリーダイエット(←イギリスでかなり注目されています)」を行っている人に適している食材でもあります。

調理が簡単なのも人気の理由の1つではないかと思います。沸騰したお湯に入れて好みの堅さに茹でるだけ。私はさらに簡単に、電子レンジでチン!しています。パスタを茹でるよりも簡単&短時間で調理できるので「あともう1品」にも使えて便利です。

<キヌアの炊き方>
1) 耐熱容器にキヌア(半カップ)と水(キヌアの1.5倍の量)を入れ、ふわっとラップを掛ける
2) 電子レンジに5分かけ、1度混ぜる
3)再度電子レンジに3分かけてできあがり

この方法だとやや堅めに炊き上がります。お好みで水を増やしたり、加熱時間を長めにしたりしてみてください。

こちら↓はキヌアを使ったカンタンサラダです。

キヌアそのものにはほとんど味がないので、どんな味付けにもなじみます。オリーブオイル&塩コショウは“鉄板”ですが、今回はごま油と醤油、レモン汁を使い、和風の味付けにしました。

キヌアはほうれん草やルッコラなどの味が強めの葉野菜にもよく合います。

私はもともと「プチプチ」っという食感が大好きなのですが、魚卵などの「プチプチ」好きの人にはたまらないはず! また白米に混ぜて炊くのもオススメです。白米の味を邪魔せず触感も楽しめ、かつ栄養価が上がります。

これからどんどん薄着になってくる季節。夏に備えてダイエットのために「ランチはサラダだけ」という人も多くなる時期ですね。野菜だけだとお腹が空いてしまうときに、少しだけキヌアを混ぜたり添えたりすると満腹感が得られてよいかもしれません。(キヌアは特に「低カロリー食品」なわけではありませんので、その点ご注意を!)

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日本は桜が美しい季節であると同時に、花粉が猛威を振るうツラい季節でもありますね。どうかご自愛ください。

また、来月お目にかかります!

みなさまこんにちは。

痛いぐらい寒い日もあれば、コートを着ていると汗ばむような暖かい日もあったりと、気温的にはかなりアップダウンが激しい2月のロンドンです。

この原稿を書いている2月末現在はとても暖かいのですが、もう1度3月にドンと寒くなりそうです。とは言え、お花やさんやスーパーマーケットにはイギリスの春の到来を告げる花である水仙を見かけるようになりました。春までもう少し…です。

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さて今回は最近日本でも人気が高まっているアイシングクッキーについてです。

https://www.instagram.com/p/BOC63LCFUtD/

アイシングとは粉砂糖と卵白を混ぜたものを指します。これを使い、クッキーやケーキをコーティングしたり、絵をかいたりしてデコレ―ションしますが(このコーティング&絵を描く作業もアイシングと呼ぶことがあります)、基本のアイシングに色を付けることで様々な表現が可能になります。

https://www.instagram.com/p/BQKlxmFFgCr/

アイシングの起源については諸説ありますが、イギリスが発祥と言われています。1600年代にはすでに存在していた模様です。その後ロイヤルファミリーのウェディングケーキがアイシングで飾られたことから「ロイヤルアイシング(Royal Icing)」とも呼ばれるようになりました。レシピとして紹介されたのは1769年に出版された料理本「The Experienced English Housekeeper(経験のあるイギリス人の家政婦)」(エリザベス・ラフォールド著)が最初だったとのこと。その後ヴィクトリア女王(在位1837~1901年)のウェディングケーキもアイシングで飾り付けられたことでさらに定着していったようです。

↑エリザベス・ラフォールド

日本でもイギリスでも水を混ぜるだけで簡単にアイシングができる(=卵白をまぜなくてもよい)専用のアイシングシュガーパウダーも販売されています。手軽に使えるので便利ですね。

本場だけにイギリスでアイシングクッキーを見かけることは多いのですが、そういえばアイシング“クッキー”ではなくアイシング“ビスケット”と呼ばれている気がする…とふと気づきました。(少し余談ですが)調べてみたところ、

日本では全国ビスケット協会「ビスケット類の表示に関する公正競争規約及び同施行規則」を基づき、

クッキー:糖分と脂肪分が全体の40%以上のもの
ビスケット:糖分と脂肪分が全体の40%未満のもの

と規定されているそうですが、イギリスでは小麦粉やバターを使ったお菓子はおおむねビスケットと呼ばれており、アメリカでは同じようなお菓子をクッキーと呼んでいるとのことです。(※本記事では日本でより一般的な呼び方「アイシングクッキー」で以下統一します。)

ロンドンでもっとも有名なアイシングクッキーのお店と言えば、2つの直営店を持つ「Buscuiteers(ビスケッターズ)」です。

オフィシャルサイト:https://www.biscuiteers.com/

こちらはノッティングヒル店。外観も内観も可愛く、観光客にも人気です。

https://www.instagram.com/p/BKQw1f0Ayo0/

さまざまな種類のアイシングクッキーが販売されていますが、トレンドをほどよく取り入れているのが特徴です。

↓昨年、女王90歳のバースディを記念して販売された缶入りシリーズ。

↓「ロンドンファッションウィーク」がテーマのクッキー。

Who's excited for #LondonFashionWeek? We've created a few of our fashion favourites into biscuits to celebrate!

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It's day one of #LFW and we've created our dream #ootd out of biscuits. We can't wait to see the all of the new designer collections!

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↓こちらは「週末」がテーマだそう。

Hands up who's looking forward to a nice cosy weekend? #hygge #fridayfeeling

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↓クリスマス時期に人気の「くるみ割り人形」

https://www.instagram.com/p/BN7MlbVFHm4/

↓「紅茶」がテーマ。午後のお茶といっしょにいかが?

「Buscuiteers」の商品は全国展開しているデパート「John Lewis」などでも購入できますが、やはり種類はこの直営店が1番豊富です。

店内でアイシング教室も開催しているので、観光でロンドンに訪れたときにタイミングが合えば受講可能かもしれません。

https://www.instagram.com/p/BKklU8vgjFE/

最初にこのお店でアイシングクッキーを見たときは「可愛い!」とかなり感激しました。しかしその後、インスタグラムなどで検索してしたら、日本をはじめ、世界にはツワモノがたくさんいることを知ってしまいました。今となっては「Buscuitees」のクオリティを「ちょっと…荒い…かも」とさえ思ってしまうのですが(笑)、イギリス人は手先が器用とは言い難い人たち。このレベルで十分なのだと思います。

以下↓ツワモノレベルのアイシングクッキーを少しご紹介します。

イギリスでは毎年復活祭に近づくとお祝いのためのお菓子が販売されますが、卵やうさぎをかたどった可愛いアイシングクッキーもよくみかけます。今年の復活祭(イースターサンデー)は4月16日。3月後半には色とりどりのアイシングクッキーが見られそうです。(イースター関係のお菓子も、いつか特集したいと思っています。)

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次回お目にかかるとき、日本はもう桜が咲いているでしょうか…?季節の変わり目、どうかお身体ご自愛ください。

ではまた来月、お目にかかります!

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