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みなさま、こんにちは。

暑さが和らぐ日もあるようですが、まだまだ残暑厳しい日々が続いていると思います。ここ数年、日本の夏は「長い」という印象があり、誰かが「10月はまだ夏だから」と言っていたのを思い出します。


↑我が家の居間の窓から。雲ひとつない晴れた日の朝。この日は暑かったです…。

まだ当分暑さ対策が必要な時期。先月は「キュウリ入りドリンク」について書きましたが、今回も夏にふさわしい、見た目も味わいも涼し気なデザート「フール(Fool)」をご紹介します。

フールとは生クリームやヨーグルト等を使って作る、ふわっとしたムースのような触感の冷たいデザートです。果物を入れることが多いので、「フルーツ・フール」とも呼ばれています。フール(Fool)の歴史は16世紀末にさかのぼると言われており(※)、イギリス伝統のデザートとして愛されています。(※Wikipedia「Fruit Fool」参照)

フールに使われる果物はさまざまですが、代表格はグーズベリー(セイヨウスグリ)です。

↓グーズベリー。一見ブドウにも見えますね。

A gift of plump green gooseberries combined with some bitter little red ones from my patch (400g, topped and tailed) with zest and juice from two limes, well mix and sprinkled with 60g caster sugar. Bake at 180degC for 20 mins. Cool completely then purée in a food processor before gently combining in a bowl with 400g natural yoghurt. Chill in fridge for three hours. Serve with fresh fruit pieces such as gooseberries, strawberries or raspberries. Caramelised sugar adds sweetness to this deliciously sour dessert. #traditionalfood #gooseberry #gooseberries #gooseberryandlime #gooseberryfool #deliciouslysour #caramalisedtreat #greatdessert #gardenproduce #summertime #summertimedessert #summerflavours #ideasforsummer #recipe #recipeideas #howtocook #prepyourdessert

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↓グーズベリーフール

しかし「この果物でないとフールと言えない」という決まりは一切ありません。グーズベリー以外にもイチゴやラズベリー、ブラックベリーなどのベリー類は定番であり、その他、ブドウやプラム、マンゴー、ルバーブ(甘く煮たもの)にもよく合います。

この「フール」という名前、以前は「Foole」と表記していたそうで、名前の由来は諸説あります。「おバカさん(Fool)でも作れるぐらい簡単だから」と言う説もよく聞きますが、これは後付け説が濃厚です。

でも確かに作り方はものすごく簡単です。様々な作り方がありますが、今回は暑い夏用の、火を使わない方法をご紹介します。

【季節の果物のフール】

<材料:4人分>
*季節の果物:合計300g程度(今回はラズベリー、ブルーベリー、プラムを使いました)
*生クリーム(できるだけ濃い目のもの)1カップ
*ギリシャヨーグルト(もしくは普通のヨーグルトを水切りしたもの):1/3カップ
*レモン汁:大さじ1
*グラニュー糖:
  Aフルーツ用・大さじ3~4
  Bクリーム用・大さじ3~4
  (甘みの強さはお好みで)
*お好みのビスケット(砕いておく。サクサクした食感のものがおすすめ)

<作り方>
1)プラムをラズベリーよりやや大き目程度のサイズに切る。全部の果物をボウルに入れ、レモン汁とAを振りかける。

2)果物をつぶさないようにしながら1)をさっくりと混ぜて果物と砂糖をなじませる。そのまま冷蔵庫に入れて1時間冷やす。
(注:1時間置くのは砂糖となじんだ果物から果汁が染み出てくるのを待つため。この果汁が美味しさの秘密です)

3)ボールに生クリームとBを入れて泡立て、少し硬くなってきたらヨーグルトを加える。泡だて器にクリームがつくぐらい(↓)の堅さになるまで泡立てる。(ツノが立つぐらいまで泡立てると固すぎてしまうので要注意)

4)冷蔵庫から2)を取り出し、しみだした果汁を3)にいれ、軽く混ぜる。

5)果物と4)と砕いたビスケットを交互に重ねて盛り付けて出来上がり!

すぐに食べると「ふわふわ」感が楽しめますが、しばらく冷蔵庫に冷やしておいてもフールとビスケットがしっとりなじんで美味しいです。

より濃厚な味にしたいときはヨーグルトは入れず生クリームだけで作り、逆にさっぱり食べたいときはヨーグルトの割合を高くしてみてください。

===

今年はロンドンも猛暑でしたが、8月後半になってからやっと気温が落ち着きました。一般家庭にはクーラーが装備されていないイギリス、やっとクーラーのことを考えずに1日を過ごせるようになってきてホッとしています。まだ日差しは強いので帽子は欠かせませんが、室内が常に30度を超えるような暑さは終了した模様です。

日本の台風のニュースも心配しております。そしてまだまだ暑さは続くと思います。どうか皆さまご自愛ください。

ではまた来月、お目にかかります!

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