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みなさまこんにちは、1か月ぶりのハナコです。



まだ朝晩は暖房をつけ、外出の際はコートを着ているぐらい寒いのですが、それでも陽がどんどん長くなり、日差しがどんどん強くなっているロンドンです。寒くても芝はびゅんびゅん伸びるので、家で仕事をしていると、ご近所さんの芝刈り機の「ウオォ~~ン」という音がこだまして聞こえます。


お庭を持っている人は2~3週に1度は要芝刈り。庭を荒らしておくとご近所に文句言われるので大変です。

風景が青々としてくると、寒くても気持ちは「夏」に向かっているような気がします。

さて今回は野菜のお話です。

「ケール」という野菜をご存知ですか?日本ではまだあまりなじみがないと思いますが、ここ1~2年、イギリスでぐんと認知度を上げた野菜です。現在、ほぼすべての大手スーパーで販売され、ケールを使った様々な加工食品も人気です。本当に短期間であっという間に「全国区」に知られるようになった野菜です。



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「ケール」とは?:
英語: Kale, Borecole、学名:Brassica oleracea var. acephala)はアブラナ科の野菜。和名はリョクヨウカンラン(緑葉甘藍)、ハゴロモカンラン(羽衣甘藍)。一年中栽培できる生命力の強い緑黄野菜。 栄養価が高く、一年中栽培が可能。体内でビタミンAに変化するβ-カロテン、ルテイン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、食物繊維などの栄養素を豊富に含む。

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アブラナ科の野菜、つまり見かけは異なりますが、キャベツ、ブロッコリー、芽キャベツ、カリフラワー等の仲間です。ケールそのものが日本で販売されているのを見る事はあまりないと思いますが、調べてみると「青汁」によく使われている野菜です。

このケール、イギリス中で栽培&食されていた野菜のようですが、一般的にはごくたまにファーマーズマーケットで目にする程度で、ほぼ馴染みのない野菜でした。しかし2013年~2014年にかけて突然メジャー化し、すでにその知名度は定着した感があります。

<なぜ今ケール?>

外見そのものは地味な野菜で、見た目的に「おいしそう!」「可愛らしい!」と瞬時には言い難いケール。にも関わらず突然ブレイクを果たした理由はなぜ?!!-と思って調べてみましたが、同じことを考える人はいるもので、イギリス版「Yahoo知恵袋」的なサイトに同じような質問をしている人がいて笑ってしまいました。しかし「これ!」という定説はないようです。

そこで様々な記事や食べ物ブロガーたちの意見からの情報を集約してみると:
「栄養価が高く健康に良い食品をイギリスでは『スーパーフード』と呼んでいますが、マーケットは常に新しい『スーパーフード』を探しています。ケールはその栄養価の高さから『新たなるスーパーフード』として登場しました。新たな食材を常に探しているレストランやスーパーマーケットが早速採用し、その味が受け入れられ今に至る」
ということのようです。

<2種類のケール>

ケールは数種類あるようですが、市場に出回っているケールは「ケール」「カーリー・ケール」の2種類です。

「ケール」↓はフラットな葉っぱなのに対し、



「カーリー・ケール」↓はくるくるとした葉っぱが特徴です。



味は共に苦味があり、歯ざわりがあるほうれん草…という感じです。「カーリー・ケール」の方がずっとマイルドで、「ケール」は必ず火を通して食し、「カーリー・ケール」はサラダでも食べられます。

<ケール関連商品>

ファーマーズマーケットでは葉を束ねた状態でケールが売られていますが、



スーパーマーケットでは↓このようにすでに洗ってざく切りし、すぐ使えるように袋詰めされて売っています。



サラダにしてドレッシングと和えたり、ゆでたり炒めたりして味付けて食べます。調理法は、ほうれん草と一緒でOK。芯がありそうに堅いケールの場合は、1度さっと茹でてからバターで和えたり、炒めたりするとさらに食べやすく美味しくなります。

このように「生ケール」もお手軽に購入できるのですが、ブレイクの秘密は加工食品の成功です。1番人気はこちらのポテトチップスならぬケール・チップス(英語では「ケール・クリスプス」)。このクリスプス人気がケールの認知度に大きく貢献したと言っても過言ではありません。



苦味と塩味、しゃくしゃくとした歯ごたえが快く、「ポテトチップスよりヘルシー」という点もポイントです。スーパーだけでなく、チェーン店系のカフェでもオリジナルのケール・チップスを販売しています。


しゃりっとした歯ざわりです。

スープも多種多様なものが出ています。


トマトとうずら豆とケールのスープ


豚肉とレンズ豆とケールのスープ

ケール入りのジュースやスムージーも一般的になりました。「青汁」を飲むのとは少し違う感覚ですが、ランチ時のドリンクのチョイスとして「健康的なものを」と思う人に人気です。リンゴとの相性がよいようです。


りんごとケールとライムのジュース


きゅうり、セロリ、ショウガ、ケール入りのジュース

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もしイギリスに来る機会がありましたら、話のタネとしてぜひ試してみてください。

毎年様々な媒体で「今年のフードトレンド」的な特集が組まれていますが、ケールは「ラーメン」(→コチラをご参照ください)と共に、2013年、2014年に良く取り上げられた食品でした。今年は「カリフラワー」と「海藻」がトレンドのようですが、これについてはまた後日書かせていただけたらと思います。

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6月は比較的雨が少なく、花が咲き乱れ、イギリスが最も美しい時を迎えます。テニス・全英オープンもありますし、なんとなくソワソワ楽しい月となりそうです。日本はもうすぐ梅雨に入りますね。どうかご自愛ください。

また来月お目に掛かります!

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