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Potency  Network「世界とつながろう!」

みなさま、こんにちは。



Facebookのニュースフィードにカキ氷やアイスの写真(美味しそうです!(^^)!)がバンバン上がるのを眺める毎日ですが、私は「冷え取り」にしょうが湯飲んでいる今日この頃。8月末のさむ~いロンドンです。

夏…そうですね、5日ぐらいはありましたかね(もう忘却の彼方)…(笑)。

今年は「夏が今日終わった」とはっきり認識した出来事があったんです。8月後半になったばかりの某日。(もうすでに涼しかったので)窓なんて特に開けてなかったんですが、突然ハエが家の中に集中的に入ってきたんです。2日ぐらいで10匹ぐらい。

何か腐ったものがあるのかな?お掃除してないところがあったのかな?家の中をくるくる回ってみたけれど、特になし。それでハタッと気づきました。

「夏が…終わったんだ」

きっと寒かったので虫たちが一斉に暖を求めて家の中にブーンと入ってきたんですね。その日以降、いわゆる夏らしい汗ばむ陽気は1日もなく、半袖禁止、長袖に薄いジャケット、夜はストールも巻いています。虫はすごいですね、夏の終わりをちゃんと分かってる。

「夏が終わった」と思って数日後にスーパーマーケットに行くと、早速店内ディスプレイが変わっていました。「ホリデー」「ピクニック」モードが、ホットココアのパウダーやナッツがたっぷり入ったケーキがどーんと目立つところに品出しされていました。

秋冬になるとチョコレートやナッツなどがたくさん入った重めのケーキが好まれるようになります。クルミ入りのパウンドケーキやヘーゼルナッツがたっぷり入ったチョコレート等、温かいお茶にぴったりのお菓子はこれからの季節にぴったりです。


↑コーヒーにも紅茶にも合います、合いすぎます…笑。

ナッツ入りのお菓子だけなく、イギリス人は本当にナッツが大好きです。この国に来て驚いたことは大小様々ありますが、イギリス人がナッツを本当によく食べ、手軽で身近なことも小さく驚いたことの1つです。(日本にいた時、「柿ピー」以外でそう頻繁にナッツを食べた記憶がなかったので。)

実りの秋、木の実の秋の到来、そしてナッツ入りのいろいろが美味しくなる季節も目前です。今回はイギリスの定番&最新ナッツ事情を紹介してみたいと思います。

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イギリス人がどれだけナッツを食べているのか統計で確認し改めて仰天したかったのですが、どうしても探せませんでした。申し訳ございません。どのぐらい身近で手軽かというと、先月ポテトチップスについて書きましたが、ポテトチップと肩を並べる身近さなのです。「塩辛い系のおやつ」→「ナッツかポテトチップスが定番」で、この双璧を崩せるスナックは早々現れなさそう…なくらいです。安くて美味しい、携帯もできる「おせんべい」感覚のスナックとして愛されています。

「ポテトチップスの記事」はコチラから→「やみつきになるのは世界共通!?英国 ポテトチップス事情


↑スーパーマーケットのナッツコーナー。どのスーパーにも必ずあります。

<ナッツの王様:ピーナッツ>

日本同様、最もよく食べられているのはピーナッツです。スーパーで売っていることはもちろんですが、駅のキオスク、パブ(つまみとして)、街角のお水を売っているようなスタンド、自動販売機等、本当にどこでも売っています。小さなコンビニでも必ずコーナーがあるぐらいです。持ち歩き用の小袋(90gぐらい)、家庭用の大袋(500g)等サイズも様々、値段もとっても安い!


↑プライベートブランド(小粒)200gで48ペンス(約80円)


↑英国ナッツで最も有名なブランド「KP」の90gパック。1ポンド(約170円)。これはあまりお得感はないですが、持ち歩き用と割り切って買っていきます。

「バターピーナッツ」味はパンに塗るペースト以外ではみかけたことがありません。こちらでメジャーな味は下記3種類です。


↑1番一般的なソルトピーナッツ。



↑塩味をカリカリに煎り付けてある、ドライロースト味


↑ハニーロースト味。ちょっと甘い香りがします。

<王子様:カシューナッツ>

ピーナッツの次に親しまれ、そして安価なのはカシューナッツです。日本ではまあまあ高いナッツのイメージがあると思いますが、こちらでは日本よりずっと安価で購入出来ます。


↑プライベートブランドの最安値のもの。175gで75ペンス(約135円)

ただし、ナチュラル&高級志向になると、お値段お高めになります。


↑大粒で塩分控えめで大粒なオーガニックカシューナッツ。250g で3.80ポンド(約650円)

<ミックスナッツ>

上記王様&王子に続くのが、アーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ブラジル等です。

ブラジル?聞いたことない方も多いと思います。長さ2cmほどある大粒のナッツです。


↑ブラジル。大粒で歯ごたえがあります。

これらは1種類ずつでも売られていますが、ミックスナッツとして混ぜて売られているものもよく見かけます。上記のナッツに加え、くるみ、ピーカン等が入っていることが多いです。



ブラジルやピスタチオの含有量が多くなると豪華感があります。安いほどピーナッツ含有量が高いです。また、種(シード類)が入っているものも多く、後味が軽いので人気です。


↑シード入り。ひまわりやカボチャの種が一般的です。

さてこのミックスナッツですが、こちらではドライフルーツ入りのものもとっても一般的です。ナッツとドライフルーツ、種(ひまわりの種等)は総称で「スーパーフード」と言われていて、健康によい&手軽にそのまま食べられる&自然食品と良いこと尽し、という印象で、自然食品屋さんの人気商品の1つです。


↑ドライフルーツ入り。

ドライフルーツ入りの特長は塩分が控えめもしくは入っていないことです。ドライフルーツに塩分が合わないからだと思いますが、このまま食べたりするだけでなく、シリアルに混ぜるなどして使えます。

使われているフルーツはレーズン、アプリコット、ラズベリー、リンゴ、バナナ、ブルーベリー、チェリー、いちじく、マンゴ等。安いものはレーズン率が高く、高いものはアプリコット等の大粒のものが多くなります。


↑最もよく見るのが無塩ピーナッツとレーズンの組み合わせ。私にはこの組み合わせが合うと思えないのですが…。

<塩分ひかえめ>

こういったナッツ類は「美味しい」だけでなく、「ヘルシーだから」という理由で手に取る人がたくさんおり、フルーツ入りでなくても塩分控えめ又は塩分を加えていないナッツ類も売られています。これはお菓子を作るのにも使えますが、ほとんどの人はそのまま食べるために購入しているはずです。


↑オーガニック&塩分控えめカシューナッツ

食べてみると、これは私見ですが塩味がないのでさっぱりしており、軽く感じるのでたくさん食べられてしまうのです。健康のため…なはずが返ってカロリー過多になってしまうと感じる方もいるのではないかな?と思います。どうなのでしょうか…?


↑ヘルシースナックとして、容器に入れて持ち歩く人も多いです。

<ニューウェーブ>

前回のポテトチップス同様、数年前には見なかった変化球的味のものも少しずつ登場しています。


↑シーソルト&ブラックペッパー


↑スウィートチリ味



↑最近よく見るナッツの上にコーティングがかかったもの。これはタイ風スウィートチリ味


↑ソルト&ビネガー味


↑バーベキュー味


↑わさび味


↑海鮮醤味

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ざっと紹介してきたイギリス・ナッツ事情。「ナッツが大好き」なことは10年前も今も変わりませんが、ナッツ事情もどんどん変化しています。そしてアジアテイストの波が来ているようです。このままアジアに逆輸入しても受け入れられそうな味が続々登場し、うれしい限りです。ポテトチップスで人気の味をナッツ類へも応用しているようにも見られ、今後さらに様々な味が期待できそうです。

こちらに「食欲の秋」という言葉はありませんが、あと引く味でついつい食べ過ぎてしまうので、ナッツは危険な食べ物ですね。

たくさん食べるとよくないのは承知ですが、貴重な塩味系スナック。適度に食べておやつタイムを楽しみたいです。

ではまた来月お目に掛かります。どうか残暑を乗り切って、涼しくて美味しい秋を迎えられますように…!

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