
2012年03月10日 (Sat)

こんにちは。山梨県都留市よりナツキータです。
私のパーマカルチャー関連の仲間が、昨年に引き続き八ヶ岳の近く、
長野県原村でアースデイ2012を開催する準備を進めています。
★アースデイ原村2012ブログ http://ameblo.jp/earthday-hara2012/
※パーマカルチャーとは→詳しくはコチラをご覧ください。
http://www.ultraman.gr.jp/perma/howpermaculture.htm
「つなぐ・つなげる 地球とこども」をテーマに、
大人とこどもで考える地球のことや想いを、
こどもたちと一緒につなぎ
そして繋げていくことを提案していく一日にしていきます。
ぜひ、たくさんの方の想いや活動をシェアしましょう!
昨年は、ナツキータの関わる安曇野パーマカルチャー塾として出展し、
売り上げを東日本大震災の復興義捐金として寄付いたしました。
その他の出展者も、赤十字をはじめ被災した動物救援のための支援などに
売り上げを寄付いたしました。
今年のイベント詳細については、またお知らせしたいと思いますが、
大人だけでなく、子どもが参加できるプログラムも実行委員会では準備しています。
また、引き続き、震災支援を目的に多くの出展者が集い、
楽しくて、おもしろい(そして、時においしい!)ブースを用意しますので
ぜひぜひ遊びにきてくださいね。
また、「スタッフ」「出展者(出店者)←出店条件・審査があります」も募集中~!
関わり方はいろいろです。興味のある方は下記のメールアドレスまでご連絡ください。
earthday-hara2012@mail.goo.ne.jp
日時:2012年5月6日(日)
会場:八ヶ岳自然文化園
******************************
さて!!わたくしナツキータは、昨年の震災直後から
『東日本大震災復興応援プロジェクト つながりんぐベーカリー』として、
シフォンケーキを販売いたしました。
これはケーキの代金から義捐金をお預かりすると同時に、
召し上がる時に、被災地の復興を祈っていただくことを
お願いするという形のプロジェクトでした。
たくさんの方に協力していただき、ケーキの売上約10万円を義捐金として
日本赤十字社に送金することができました。
また、食べてくださった方からは「みんなで食べる前に、
祈りの時間を持ちましたよ!」などと報告をいただきました。
今年のアースデイ原村2012でも、安曇野パーマカルチャー塾のブース内にて、
『つながりんぐベーカリー』として焼き菓子を販売いたします。
遊びにいらした方は、ぜひお立ち寄りくださいね。
明日で震災から1年。
あらためて亡くなられた方のご冥福と被災地の復興を祈りましょう。
そして、お互いつながりあい、支えあい、笑顔あふれる毎日を送れますように・・・。
2012年01月12日 (Thu)
先日、澤穂希選手が、
バロンドール(女子年間最優秀選手)を受賞しました。
佐々木監督も、年間最優秀監督に。
スイス・チューリッヒで行なわれた表彰式での様子が
ニュースでも流されましたが、
メッシ選手と澤選手が、
バロンドール受賞者同士としてそこに居る姿には
思わず鳥肌が…。
東日本大震災でうつむいてしまった日本に、
後押しする力を与えてくれたのは、
まさに、なでしこジャパンでしたよね。
「To our friends around the world,
thank you for your support」
選手たちがいつも試合後に発信した
世界の支援への「ありがとう」。
この言葉もしっかりと心に刻まれています。
さて、あと2ヶ月もすれば、震災から1年。
皆さんは、何らかのかたちで被災地支援を続けていますか?
震災後、思い切った額を日本赤十字に寄付したから今は…、
という方も多いかもしれません。
でも、被災地が元のパワーを回復していくには、
まだまだ時間がかかります。
微力でも何か続けて行きたい…という方に、
気軽に参加できる支援方法をいくつかお伝えしたいと思います。
皆さんご存知かと思いますがまずはコチラ!
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
http://fumbaro.org/
http://wallpaper.fumbaro.org/
小さな額から気軽に支援できるのが嬉しい!
「復興市場」
http://fukkoichiba.com/
家にある本で支援しよう!
「ブックオフオンライン」の復興支援プログラム
http://www.bookoffonline.co.jp/files/guide/support_program_eq2011.html
クローゼットに眠る洋服を被災地の方へ!
「マルイの衣類品下取りチャリティー」
http://www.0101.co.jp/shitadori/index.html
※次回開催は検討中とのことです。
料理研究家・枝元なほみさんによる
<チームむかご>の
「にこまるプロジェクト」
http://mukago.jp/
http://mukago.jp/nicomaru
大阪の女性フォトグラファーが
陸前高田をさまざまなかたちで支援!
「OHKY Pan2 プロジェクト!」
https://twitter.com/kaniko_okada
ちなみに、上記カメラマンさんによるプロジェクト
(陸前高田に下着などを送ったり、炊き出しを行なうほか、
最近は参加型の取り組みとして被災地での料理教室も開催)については、
ポテマガ内↓でもご紹介させていただいています。
http://potency.jp/magazine/supportactivity/aid/93/
昨年12月に、陸前高田の仮設住宅の一角で行なわれた料理教室には、
枝元なほみさんが先生として登場。
和気あいあい、笑顔いっぱいで催されている料理教室の様子が、
Ustreamで配信されました。
http://www.ustream.tv/channel/ssktks#utm_campaign=t.co&utm_source=2994794&utm_medium=social
ここに記した以外にも多くの支援方法があるのはもちろん、
音楽、アート、建築、そして料理!などなど、さまざまな分野で、
それぞれ個性的であたたかな支援のかたちがあります。
自分がいいな、と感じるものを見つけたら、
これからもずっと、そしてもっと気軽な気持ちで、
関わっていってみませんか。

2011年10月21日 (Fri)
すがすがしい陽気の毎日が続いていますね。
冷房も暖房も必要ないという、ちょうど良い気候です。
さまざまな転換が起こった中でも、
電気について、深く考える契機にもなった今回の震災。
寒さの残る中、暖房を止め、灯りを消し…と、
身の回りのできることから節電を始めた人も
多かったのではないかと思います。
そんな中、毎日台所に立つ女性を中心に
広がり始めたのが「節電レシピ」。
電気をなるべく使わない、短い時間で仕上げる、
余熱の力を使う、などなど、
その料理やアイデアはさまざま。
ウェブ上のみならず、本も多数出版されました。
震災後に刊行された本を中心に、
こちらで少しご紹介したいと思います。
●「野崎洋光のおいしい節電レシピ」
野崎洋光著(東洋経済新報社)
「分とく山」総料理長・野崎氏によるこの1冊には、
缶詰や干物、乾物の使い方のほか、
常温できる作り置き料理などが満載。
“冷蔵庫をはじめ電気に頼りすぎない食生活の知恵”が
ぎゅっと詰まった1冊です。

●「電気もガスも使わない しあわせレシピ
〜あえるだけ、のせるだけ簡単メニュー117」
いっちゃん著(主婦の友社)
著者は人気料理ブロガーのいっちゃん(本名エリオットゆかり)さん。
こちらには、あえるだけ、のせるだけのお手軽100レシピを掲載。
“いつもの材料で”“10分以内でできる”簡単料理の数々。
この本の印税はすべて東日本大震災の被災者の方へ
寄付されるとのことです。

●「“節電女子”の野菜レシピ」矢野きくの著(アスコム)
家庭での節電、省エネをわかりやすく解説し、
メディアにも多数登場している著者が、
お野菜をたっぷり使った節電レシピを大公開。
キッチン家電はもちろん、冷蔵庫、エアコンなど、
家庭全体の節電にもつながる料理が満載です。

そして、このポテマガにも参加している
編集者の友人・安島夏さんに教えてもらったのが、
彼女自身も参加しているコチラ。「RECIPE FOR JAPAN」。
震災直後の3月18日からスタートしたこのレシピサイトは、
料理研究家の方を中心としたメンバーで、
レシピのバトンを渡していくもの。
簡単、シンプルなレシピがたくさんで、
アイデアのみならず、
その盛りつけセンスも光ります。
「台所から日本を元気に」。
電気を最小限に抑えた少し寒い部屋で、
一日数分と決めていたパソコンに向かいながら、
この言葉に、むくむくと元気が沸いてきたのを覚えています。
http://a-classe.com/rfj/index.html
少しすれば、寒い冬がやってきます。
電力使用量も増えてきますが、これらのレシピをうまく使いながら、
自分なりの「節電」のカタチを見つけていけるといいですね。
※トップ画像は、常備食のひとつにしたい「福神漬」。
“節電レシピ”とともに、保存食も見直されていますよね。
こちらも調理の際、電気はもちろん、ガスも少ししか使いません。
数週間、数ヶ月と経つうち、
色にも味にも深みが出てきます。
2011年09月10日 (Sat)
だいぶ涼しくなってきましたが、
暑さも長引いていますね。
みなさま残暑バテなどされていませんか。
気がつけばもう9月。
震災からも半年が経とうとしています。
8月末で閉鎖となった避難所も多いようですが、
仮設住宅などへと移るのは、まず外へと踏み出された第一歩。
安心できるおだやかな生活を取り戻していくまでには、
きっと、長い時間を必要とするのですよね。
さて今回の震災で、皆のココロに起こった、
「何かしたい」という気持ち。
義援金や支援金を送る。救援物資を送る。
大きく集めて、大きく届けるというスタイルが多い中、
本当に必要な物を、手から手へ直接届けようと、
立ち上がったフォトグラファーがいます。
わたしが学生時代からお世話になっている、
敬愛する大先輩・岡田久仁子さん。
大阪を拠点に活動する、
女性フォトグラファーさんです。
彼女が、撮影のお仕事と平行して
活動をスタートさせたのは、
まだまだどこも混乱していた、震災直後のこと。
被災地や避難所で、「本当に必要とされているものは何か?」。
とりわけ「女性の本音」を、
陸前高田に住む友人から聞き出して、
集め始めたのが、「Pan2」=パンツなどの下着でした。
その名も「OHKY Pan2プロジェクト」。
ツイッターで声をかけ、集まった多くのPan2を仕分けし、
陸前高田へと送り届けるこの活動は、
フリーランスのフォトグラファーである彼女が、
たったひとりで始めたプロジェクトです。
その後、必要な物の種類が増えたり変化する度に、
リアルな声をわたしたちに伝え、
集めては届け続けてきました。
避難所からの「保存がきく同じ味のパンばかりで辛い」という女性の声には、
自分たちがもらって嬉しいようなスイーツを届けたり…。
大きく集めて大きく届けるという方法では
なかなか伝わってきづらい小さな声。
言いにくいけど実は必要な物、
絶対に必要ではないけれどあると嬉しいものなどなど、
生の声を聞いては、被災地に届けてくれました。
また、大阪からクルマで片道15時間ほどをかけ、
陸前高田へも何度か足を運ばれています。
7、8月の暑い最中、陸前高田に向かったメンバーは、
大阪のおでん屋さん「わか芽」さんを含む総勢6名。
到着後は、Pan2などを手渡しで配布したほか、
陸前高田の仮設住宅数カ所で、
炊き出しなども行なってこられました。
仮設住宅に引っ越したのはいいけれど、
配給品などは打ち切られてしまう…、
そんな方たちのために、「少しでもおいしいものを」
そして「手作りのできたてのものを」の思いを込め、
おでんやおそうめんを作ってこられたとのことでした。

街の様子はというと、だいぶ落ち着いたようにも見えながら、
実際には進んでいないことも多いのが現実だったよう。
以前はごっそりと積み上げられていた瓦礫が、
今回は材質ごとに仕分けされていて、けれど、
市外に出されたり、処理されたりはされたりはしないまま
置かれているのだとか(8月上旬時点)。
そう聞くと、なぜ…と思わず憤りを感じてしまいますが、
まずは、なによりそういった状況を知ることが大切なんですよね。
被災地に赴き、本当の姿や生の声を伝えてくれること。
岡田さんは、Pan2を届けたり、炊き出しを行なったりしながら、
「被災地の状況や声をこちらに伝える」という、
そういったことも同時にされているのだなあと思います。

陸前高田での支援活動は、そのレポートや写真を、
メールなどにて発信され、
大阪に戻ってからは、その報告会も実施。
陸前高田で撮影された写真を拝見すると、
おでんを食べたり、Pan2を受け取ったりしている皆さんの表情が、
本当に素敵なんです。明るい笑顔がいっぱい!
これもきっと、陸前高田の人たちと、
彼女&参加メンバーたち、その両方の、
持ち前の明るさ、元気、たくましさ…などなどの
キラキラとした気持ちが、
互いにあわさっているからなんですよね。
そして、飛び入り参加しているクロネコさんの姿も印象的でした。
(「ほぼ日」の連載「クロネコヤマトのDNA」にあったことが、
実際の姿としてつながりました)
8月末には「陸前高田市 復興街づくりイベント」が行なわれましたが、
そこで使われた「夢あかり」(牛乳パックで作るあかり)も、
「OHKY Pan2プロジェクト!」からツイッターで呼びかけ、
一括して大阪から送ってくださっていました。
被災地とこちらとを手と手でがっちりとつなげ、
足を運ぶことができないわたしたちにでも、
「今できる何か」や、お手伝いの方法を伝えてくれる、
「OHKY Pan2プロジェクト!」。
被災地、と言ってしまうと漠然としてしまいがちですが、
先にいるのが、彼女からつながる陸前高田のご友人と、
そのまわりの方たち…となれば、一気に顔が見えてくる。
パワフルで、豪快で、そしてとってもあったかい。
まわりの皆を楽しく明るく巻き込んで、
大きく広がっていく、
岡田さんらしい支援のカタチです。

数多くの支援先がある中、
何かの縁でつながることになった土地やそこに暮らす人たちを、
この先も丁寧に、ずっと応援していく。
これもひとつの方法かもしれません。
震災から半年。
これからも、原発のことや、食の問題、人々の暮らしのことからも、
できる限り目をそらさずに。
ここからまた新たに、いろんなをことを、
皆で考え、動き、進んでいけたらいいですね。
「OHKY Pan2プロジェクト」はコチラ。
※写真はすべて岡田久仁子さんによるもの。

2011年08月20日 (Sat)
前回こちらのブログでもご紹介させていただいた、
cofuku kitchenによる
「USED BOOKS FOR JAPAN」
これまで集めてきた本、ご寄付いただいた本、
オリジナルポストカードを販売し、
その売り上げ全額を、
「あしなが育英会〜津波遺児への募金〜」へと
お送りするというプロジェクトです。
震災からちょうど5ヶ月の8月11日。
スタートから7月末までの売り上げ総額を
無事に振込してまいりました。
合計金額は、71390円。

本もポストカードも、
単価の大きくないものでありながら、
これだけの額をお送りすることができたのは、
関わってくださった多くの皆さまのおかげです。
本当にどうもありがとうございました!
(ホームページ上でも、
正式に発表させていただいております)
この活動を始めてから、
皆さんのあたたかい想いに触れることが多く、
つながりの大きさ、大切さを感じる毎日です。
7月の末には、cofuku kitchenとして、
IDEE SHOP JiyugaokaでのIDEE MARKETに、
出店させていただきました。
全国にあるIDEE SHOPの中でも、
2008年にオープンした自由が丘のこちらは、
IDEE最大のフラッグショップ。
3フロアに渡り、オリジナルの家具や雑貨、
ファブリックなどが並んでいます。
その1階・エントランス付近、
オープンエアのスペースで毎月1回行なわれているのが、
IDEE MARKET。
「四季を感じること、人やモノとの
出会いや発見を楽しむこと」をテーマに
開催されていますが、
ここに出店されているお店とお店の方が、
皆さん、とっても素敵なんです!
ほぼ毎回出店されていて、
マーケットの顔とも言えるような存在なのが、「倅」さん。
彼らは、農家を継がずに東京で働く、
農家の息子(セガレ)、娘(セガール)のユニット。
見るからに元気みなぎる新鮮な野菜を、
持ってきてくださっていて、
販売されているご本人たちも、
野菜同様に元気いっぱいの気持ちよい方ばかり!
(マーケットに参加した際は、
うっとりする色合いのスイスチャードなどを
購入させていただきました*)
ちなみに倅メンバーの方が、このポテンシィマガジン内、
「オンナの可能性」にも登場されています。
それから、「Tammy’s Treats」さん。
東南アジアの手工芸品を扱っておられるのですが、
伺うと、地球上の貧困や搾取といった課題を解決できるよう、
取り組んでいらっしゃるとのこと。
買い手として、「フェアトレードのものだから…」と考えるよりも先に、
「わあ、かわいいデザイン!」と思わず手にとってしまう、
素敵な雑貨がたくさん並びます。
ポーチにしても柄の組み合わせがひとつひとつ異なるなど、
1点モノならではの選ぶ楽しみもたっぷり!
この「Tammy’s Treats」さん、
活動自体が社会貢献となっているのですが、
さらに、売り上げの一部を積み立てされていて、
義援金(あるいは支援金)として、お送りされるそう。


そして、IDEE SHOP Jiyugaokaさん自身も
「人とモノの素敵な出会いが力となり、
少しでも被災地の方々のもとに届くように」と、
IDEE MARKETでの売り上げの一部を、
被災者支援のために寄付されています。
ちなみにこの日のマーケットでは、
ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁との
コラボレーションにより、
ベルギーの雑貨や、ベルギービール、
爽やかなシードルなども並びました。
(4月23日、在日ベルギー王国大使館では、
チャリティーマーケットが開催され、
その売り上げが、被災した地域の
子どもたちの元へと届けられたそうです)。
IDEE MARKETの日、スタッフの方たちの胸につけられた、
チャリティーバッヂからも、その想いが伝わり、
あたたかい気持ちになりました。
震災以降、何かモノを買う際や、お金を使う際、
その企業やお店、モノ、食べ物などを、
「自分が応援したいか」ということを
考えるようになりました。
そんなふうにお金の使い方を考えていくと、
たとえば、大切に育てられた「倅」さんの野菜、
「Tammy’s Treats」さんのポーチなどの雑貨、
チャリティーのイベントはもちろんですが、
そういったモノ、コトには、
気持ちよくお金を使いたいと思えてくる。
こういった考え方は、わたしの場合、
恥ずかしながら震災前には、ありませんでした。
やはり、大きな転換となったと感じずにはいられません。

2011年07月28日 (Thu)

はじめまして!
「USED BOOKS FOR JAPAN 〜何かしたいの気持ちをつなぐ場所〜」という
活動を行なっております、cofuku kitchenの川下有希子です。
これは、少しずつ集めてきた本、ご寄付いただいた本と、
オリジナルポストカードを販売し、その売り上げ全額を、
「あしなが育英会」(東日本大地震・津波遺児への募金)へと
お送りするという、プロジェクト。
ふだんはフリーランスにて、
野菜を中心とした編集、ライティングの仕事をしているのですが、
それと平行して4月より、
この「USED BOOKS FOR JAPAN」をスタートしました。
大震災のあった後、呆然とした状態の中から、
なんとか自分を現実へと引き戻し、
(皆さんもそうかと思うのですが)
その後は仕事をしながら、
ひたすら義援金や救援物資を送ったり、
物資の送り先を探したりという日々を送っていました。
とにかく大きくあった「何かしたい」という思い。
けれども、被災地へ赴くことはできないというもどかしさ。
そして、自分自身が阪神大震災を
経験しているのに…というふがいなさ。
(当時は兵庫県宝塚市に住み、神戸の大学に通っていました)。
そんな葛藤のある中、今、ココでもできる何か、
動ける何かがあるはずだと思いスタートしたのが、
このプロジェクトだったのです。
はじまりは、水面に落とされた、
ひと粒の小さなしずくのようでした。
まず、岩手県出身で、今は沖縄・西表島に暮らす、
イラストレーターの友人に連絡をしました。
料理することや、食べることを好きな人、
そして本を好きな人たちがつながって、
被災地の方の助けになるような、この活動を始めたいということ、
その中で、チャリティーポストカードを作りたいこと。
それらを伝えると、すぐさま賛同して絵を提供してくれた上、
ホームページのデザインでも協力してくれることになりました。
その後、数人の友人へ声をかけてゆくと、
すぐに、何冊もの本が届き始めました。
(しかも、とても大切にしてきたことがわかる、
状態もよく、内容も素敵な本たちが!)。
友人たちは、ツイッターや自身のブログなどで、
この活動のことを紹介してくれるようになり、
直接知り合いではない方々も、
存在を知ってくれるようになっていきました。
そしてさらには、購入してくれるようにもーー。
次第に、まとまった量の本が集まるようになったので、
お店の方などにご相談をし、雑貨店にコーナーを設置いただいたほか、
インテリアショップのマーケットに
出店させていただくようにもなりました。
そんなふうにして、水面に落ちた小さな雫からの輪が、
少しずつ、けれど幾重にも広がっていったのです。

けれど、ボランティアでこういった活動を始めると、
発送のための梱包材、ポストカードの印刷、
マーケットに出店する際に必要な物の購入など、
わずかとはいえ、いくらかの費用もかかります。
「だったら、それにかかるお金を、そのまま寄付したほうが良いのでは?」。
そんなふうに思われる方もいるかもしれません。
それに実際、自分自身が特別に大したことをしているわけでもありません。
でも、この活動を行なう中で、友人からこんな言葉をもらいました。
「義援金などのお金を送るのはとても素晴らしいことだけれど
どこか一方的だと感じることがあって…。
物事にはちゃんと心がなくてはって思う。
どんな時代でも人を動かすのは人の心でしかないよね」。
そして「寄付もしてるし、物資も送ってる。
でも、もうちょっと何かしたいと思っていたから、
こういう身近なかたちで協力ができて嬉しい」・・・と。
心がふわっとほどけた瞬間でした。
cofuku kithenのやっているこの活動は、
本を媒介にして、人と人とをつなぐ<場>を作ること。
それ以上でも以下でもないけれど、
本をご寄付くださる方、ご購入くださる方の
あたたかな気もちを結びあわせることができたなら。
誰かの“いらない本”ではなく“大切にされてきた本”を、
これからもっと大切にしてくれる人の元へと、
手渡してゆくことができたなら。
ポテンシィさんがテーマに掲げている
「つながって、ちょっとイイもの、イイことを」にも通じますが、
関わってくださった皆さんの「ちょっと」の気持ちの重なりを、
その想いごと、ぎゅっとひとつに束ねて、
被災地の方へと届けることができたなら、とても嬉しく思うのです。
今後こちらのページでは、
この活動にご協力くださっているさまざまな職種の方のこと、
いろいろな復興支援活動やチャリティーイベントのこと、
この企画を行なう中で感じたことなどを中心に、
ご紹介していけたらと思います。
よろしければまずはぜひ、
ホームページをご覧になってみてください。
【「USED BOOKS FOR JAPAN」 by cofuku kitchen】
http://yasaibook.blogspot.com/
川下有希子による季節めぐりノート「台所時間」
http://daidocoro.web.fc2.com/